1 準備
してはいけないことを先に決める
この行為は、手順カードの形で「やり方」を示すこと自体をしません。代わりに、取り入れない決め方を示します。
- 最初に「しない」と決める話し合いの段階で、首・口・鼻・呼吸に関わる行為は取り入れない、と決めます。
- 頼まれたときの断り方を用意する「その行為は危ないから、私はしない」と言えるようにしておきます。
- 代わりの選択肢を用意する緊張感や支配感は、目隠し、触れる間、ことばの緩急など、ほかの方法でも表せます。
- 相手が頼む側のときの気持ち頼む側は、断られることを受け入れる前提で話します。
2 手順
頼まれたとき・気になったときの手順
3 止める合図
断ってよい、止めてよい理由
これらの行為は、合図を出す余裕が先に失われるおそれがあります。ことばの合図も手ぶりも、使えなくなる可能性があります。
- 「合図があるから大丈夫」とは言えません。
- 相手が望んでいても、同意しているから安全、とはなりません。
- 上手な人、慣れた人でも、事故を防げるとは限りません。
4 終わったあと
万一あったときに
万一、首や呼吸に関わる状態になったときは、すぐに止め、次の様子を確かめます。
- 息が苦しそう、声が出ない、顔色が変わる、意識がぼんやりする、反応が鈍いといった様子があれば、ためらわず救急(119)に連絡します。
- 異変がなさそうでも、首や喉に痛み、飲み込みにくさ、声のかすれが出たときは、医療機関に相談します。
- この件を、秘密にしなければならない理由はありません。相談できる相手を決めておきます。
このカードでしないこと
- 「少しだけ」「短い時間だけ」と考えて試す
- 相手が頼んだから、と引き受ける
- 動画やほかの人の話を、安全の根拠にする
よくある質問
どうして、やり方を書かないのですか?
安全な強さや時間を、文章で示せないためです。書くと、試す人が増えて事故につながるおそれがあるので、書きません。
相手から頼まれて断りづらいときは、どうすればよいですか?
「危ないからしない」とだけ伝え、理由を説明し続けません。断っても関係が保てないと感じるときは、その関係を続けるかどうかも考える材料になります。
ほかの手順カード
この内容は、体や心の状態の診断や治療の代わりにはなりません。しびれ・痛み・息苦しさなどが続くときは、医療機関に相談してください。