手順カード|目隠し

ソフトSMの目隠し:使う前の準備と手順

目隠しは、受ける側が自分の手でいつでも外せる、やわらかい布を使います。見えない状態では、ぶつかる、不安が急に強くなる、といったことが起きやすいため、準備と声かけを手順にして進めます。

使う場面
見えないことで、ことばや触れ方の感じ方を変えたいとき
先に決めること
布の種類、外す合図、部屋の中で動かす範囲
止める合図
自分の手で外す、または決めたことばを言う
終わったあと
外したあと、目を慣らす時間をとり、感想を話す

更新日:2026年10月31日|softsm.jp編集部|18歳以上の方どうしが、そのつど同意したうえで行うことが前提です

三日月の下に置かれた、リボンつきのやわらかな布の帯の切り絵イラスト
イメージイラスト(AIで作成・実物ではありません)

1 準備

目隠しの準備:布と部屋を整える

目隠しは、道具の選び方で安心感が大きく変わります。次の点を使う前に確かめてください。

  • やわらかく、目を圧迫しない布厚手でかたいものや、目に押しつけるタイプは避けます。薄めの布やタオルを、軽く当てる程度にします。
  • 自分で外せる留め方後ろで固く結ぶ形は使いません。顔に掛けるだけ、または自分で簡単に外せる形にします。
  • 部屋の安全床の物を片づけ、角のある家具から離れます。立ち上がらず、座るか横になった姿勢で行います。
  • アレルギーや肌の弱さ布の素材が合うか、洗ってあるかを確かめます。肌がかぶれたことのある素材は避けます。

2 手順

目隠しの手順:6つを順番に

  1. 目隠しを使うことを、事前に話し合って合意しているか確かめます。
  2. 止める合図と、目隠しを自分で外してよいことを、もう一度声に出して確認します。
  3. 目隠しは、受ける側が自分で手に取り、自分の手で着けます。着けたら、見え方と息のしやすさを確かめます。
  4. 着けた直後に、「今、どう?」と声をかけ、返事を待ちます。不安が強いときは、ここで外します。
  5. 触れる前には必ず声をかけます。見えないので、突然触れられると驚きやすくなります。
  6. 途中でも数分おきに、「大丈夫?」と短く確かめます。返事が遅いときは、手を止めます。

3 止める合図

目隠しを外す合図

目隠しは、いつでも自分の手で外していい道具です。外したいと思ったら、理由を言わずに外して構いません。

  • 外すときの相手の反応を気にしなくてよい、と先に伝えておきます。
  • ことばの合図が出たら、相手は手を止めて、必要なら目隠しを外す手助けをします。
  • 息苦しさやめまいがあれば、すぐに外して座って休みます。

4 終わったあと

目隠しのあとに

目隠しを外したあとは、明るさに慣れるまで少し時間をとります。急に立ち上がらず、水分をとりながら話します。

  • 見えない間にどう感じたか、怖かった場面はなかったかを、順番に話します。
  • 布は、肌に触れた面を洗ってから保管します。手入れは道具の手入れの手順カードにまとめています。
  • 次回も使うか、使う時間を短くするか、決め直します。

このカードでしないこと

  • 固く結んで、自分では外せない状態にする
  • 外す合図が出たあと、「あと少し」と続ける
  • 目隠しをしたまま、部屋の中を移動させる

よくある質問

目隠しが怖いときは、どうすればよいですか?

怖さは自然な反応です。最初は片目だけ布を当てる、目を閉じたまま行うなど、見えない時間を短くするところから試せます。

目隠しは何を使えばよいですか?

やわらかく、軽く当てられる布や、アイマスクなど肌に合うものを選びます。目に圧をかけず、自分の手で外せることが条件です。

ほかの手順カード

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この内容は、体や心の状態の診断や治療の代わりにはなりません。しびれ・痛み・息苦しさなどが続くときは、医療機関に相談してください。