手順カード|止め方

ソフトSMを途中で止める手順

止める合図が出たら、「手を止める、道具を外す、声をかける」の順で動き、理由を聞くのはそのあとにします。止めることは失敗ではなく、続けるために必要な動作です。

使う場面
怖い、痛い、気分が悪いなど、続けたくないと感じたとき
先に決めること
誰が道具を外すか、止めたあとに何をするか
止める合図
決めたことば、または手ぶり。迷ったら止める
終わったあと
責めずに、飲み物と休む場所を用意して様子を見る

更新日:2026年10月31日|softsm.jp編集部|18歳以上の方どうしが、そのつど同意したうえで行うことが前提です

1 準備

止める手順の準備:止めたあとの動きを決める

止めるときは、気持ちが慌てやすくなります。慌てないように、動きを先に決めておきます。

  • 道具を外す役を決める目隠しや布を、誰がどの順番で外すかを先に決めます。受ける側が自分で外せるなら、それを優先します。
  • 飲み物とブランケット止めたあとに、すぐに用意できる位置に置きます。
  • はさみや明かりの位置暗い部屋なら、すぐ点けられる明かりを、手の届く所に置きます。
  • 声のかけ方を決める「大丈夫?」「止めたよ」「ゆっくりでいいよ」など、慌てずに言える短い言葉を決めます。

2 手順

止める手順:6つを順番に

  1. 合図が出たら、動きを止めます。「もう少し」と続けません。
  2. 触れていた手を離します。手首などを巻いていたときは、先にほどきます。
  3. 目隠しなどの道具を外します。外すときは「外すよ」と声をかけてから動きます。
  4. 明かりを点けられるときは、まぶしくない程度に点けます。
  5. 「止めたよ。大丈夫?」と声をかけ、返事を待ちます。理由は、聞きません。
  6. 飲み物を渡し、落ち着くまで、そばにいます。話したいときは話し、黙っていたいときは黙ります。

3 止める合図

こういうときは合図がなくても止める

合図が出ていなくても、次のような様子が見えたら手を止めます。表情がこわばる、体を固くする、返事が急に減る、呼吸が荒くなる、震えが出る。

  • ことばでは「大丈夫」と言っていても、体が固いときは止めて確かめます。
  • 返事がない、反応が鈍いと感じたときは、すぐに手を止めて声をかけます。
  • 息苦しさ、強い痛み、意識がぼんやりするなどの様子があれば、行為をやめて、必要なら救急(119)に連絡します。

4 終わったあと

止めたあとに

止めたあとは、続きの話をしません。気持ちが落ち着いてから、別の時間に、何があったかを話します。

  • 止めてくれたことに「ありがとう」と伝えます。
  • 止めた理由は、話せるときだけ聞きます。話さなくてよいと伝えます。
  • 今日はこれで終わりにする、という選択もあります。次回は、同じ内容から始めないようにします。

このカードでしないこと

  • 止めたあとに「続けたかったのに」と責める
  • 合図の理由を、その場で問い詰める
  • 落ち着く前に、次の行為に進む

よくある質問

止めたあと、すぐに再開してもよいですか?

すぐには再開しません。気持ちが落ち着いてから、改めて話し合って決めます。その日は終わりにする選択もあります。

相手が合図を出さないけれど、様子がおかしいときは?

合図を待たずに、手を止めて声をかけます。「止めてよかったね」と思える形で止めるほうが、あとの後悔が少なくなります。

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この内容は、体や心の状態の診断や治療の代わりにはなりません。しびれ・痛み・息苦しさなどが続くときは、医療機関に相談してください。