
1 準備
手入れの準備:洗える素材を選んでおく
道具の安全は、買うときと手入れのときに決まります。洗える素材のものだけを選んでください。
- 洗濯表示のある布洗い方が分かる綿やタオル地などを選びます。洗い方の分からない布は、肌に使いません。
- 使い回さない自分用と相手用を分けます。複数人で同じ布を使いまわしません。
- 専用の保管袋においを移さないよう、ほかの衣類と分けた清潔な袋やケースを用意します。
- 点検用の明るい場所ほつれや汚れが見えるよう、使う前に明るい場所で全体を確かめます。
2 手順
手入れの手順:6つを順番に
- 使い終わったら、肌に触れた布をそのまま放置せず、早めに洗います。
- 洗濯表示に従って洗います。表示に従えないときは、手洗いで、ぬるま湯と中性洗剤を使います。
- 洗剤が残らないよう、よくすすぎます。肌がかぶれやすい人は、すすぎを多めにします。
- しっかり乾かします。湿ったまま袋に入れると、においや傷みの原因になります。
- しまう前に、ほつれ、穴、伸び、硬さがないか確認します。
- 清潔な袋に入れ、直射日光の当たらない場所で保管します。
3 止める合図
使うのをやめる目安
使う前の点検で少しでも不安があれば、その布は使いません。「たぶん大丈夫」ではなく、「確実に大丈夫」なものだけを使います。
- ほつれや穴があるもの、伸びきって形がくずれたものは使いません。
- 結び目がほどけにくくなったものは、すぐほどけることが前提なので使いません。
- においが取れない、肌がかぶれたものは手放します。
4 終わったあと
手入れのあとに
手入れが終わったら、次に使う日と、使う道具をメモに残しておくと、点検の抜けが減ります。
- 古くなった布は、新しいものに替えます。
- 肌トラブルが出たときは、使った布の素材を控えておきます。
- 道具を捨てるときは、周りから中身が分からない形で処分します。
このカードでしないこと
- 湿ったまま袋に入れて保管する
- 洗わずに、においだけで済ませる
- 細いひもや針金など、食い込みやすいものを代わりに使う
よくある質問
どれくらいの頻度で洗えばよいですか?
肌に触れたものは、使うたびに洗います。洗わずにしまうと、においや肌トラブルの原因になります。
傷んだ布は、どう見分けますか?
ほつれ、穴、伸び、硬くなった部分、取れないにおいが目安です。ひとつでもあれば、使うのをやめます。
ほかの手順カード
この内容は、体や心の状態の診断や治療の代わりにはなりません。しびれ・痛み・息苦しさなどが続くときは、医療機関に相談してください。